So-net無料ブログ作成
心理療法 ブログトップ
前の1件 | -

パニック障害を自分で治す方法は? [心理療法]

パニック障害とはどのような病気なのか

突然に激しい動悸が起き、脈拍が異常に多くなり、多量の発汗やふるえ、息苦しさなどの発作を起こす病気です。

「パニック発作」と言われ、強い不安感のある発作を繰り返して起こすという特徴があり、発作は10分から30分くらいには収まります。

特に原因やきっかけ等はなく急に発症し、初めての発作で、慌てて病院へ連れて行っても、診察を受ける頃には発作は収まり、いろいろな検査をしても特に異常はみられず、どこも悪くないですと言われることもあります。

しかし、パニック発作を繰り返す事で、不安で一人で外出や乗り物に乗るなどが出来なくなります。


パニック障害の症状

突然の激しい動悸、呼吸困難、発汗、めまいなどの発作が起きる【パニック発作】

何回も発作を繰り返すうちに、また発作が起きるのではないかと言う不安感や恐怖感に陥る【予期不安】

発作を起こしたのを他人に見られる恥ずかしさや、過去に発作を起こした場所、大勢の人がいる場所を避けるようになる【広場恐怖(外出恐怖)】

「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」はパニック障害の特徴的な3大症状です。

この3つの症状が悪循環となりパニック障害をさらに悪化させ、外出すらできず閉じこもり、正常な社会生活が維持できなくなります。

さらに悪化すると、うつ病などを併発することがあります。


パニック障害の検査と診断

発作が何度も起きるようであれば、病院で検査をする必要があります。

「過呼吸(過換気症候群)」や「甲状腺疾患」など発作を起こす病気があるので血液検査、心電図検査、レントゲン検査を行う。

検査で体には異常が見当たらない場合、パニック障害の疑いがあるので、心療内科や精神科の受診を受けたほうが良いでしょう。


パニック障害の診断には次の13項目のうち4項目が当てはまればパニック障害の可能性があると判断されます。


・心臓の動悸、または脈拍の増加

・手の平や全身の発汗

・体や手足の震え

・息切れ感、息苦しさ

・窒息感、喉の詰まり

・胸部の痛み、圧迫感や不快感

・吐き気、腹部の不快感

・めまい、ふらつき、頭が軽くなる感じ、気が遠くなるような感じ

・現実感消失、自分が自分ではないような感覚

・自分をコントロールできない恐怖、気が狂うような恐怖

・死ぬことに対する恐怖

・体の痺れ感、うずき感などの異常感覚

・冷感、熱感


パニック障害の原因

パニック障害の原因は、まだ完全には解明されていませんが、「脳内不安神経機構の異常」と考えられています。

脳にある無数の神経細胞が、誤動作を生じ発作や不安感、恐怖感などが起こっていると考えられます。

ストレスや日常生活の乱れ(過労や睡眠不足)などが発作の要因になることが知られています。

また、乳酸や炭酸ガス、カフェインなどの過敏反応で、発作が誘発されやすいこともわかっています。



パニック障害の治療方法

パニック障害の治療法には、薬物療法と心理療法があります。

薬物療法

脳内神経伝達物質のセロトニンとノルアドレナリンのバランスを改善するもので、「SSRI」「抗不安薬」「三環型抗うつ薬」などを使用します。


【SSRI】(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors(選択的セロトニン再取り込み阻害薬))

・ルボックス (成分名:フルボキサミン)
・デプロメール(成分名:フルボキサミン)
・パキシル  (成分名:パロキセチン)
・ジェイゾロフト(成分名:セルトラリン)
・レクサプロ (成分名:エスシタロプラム)

現在、4種類のSSRIがあるがパニック障害で保険が認められているのはパロキセチンとセルトラリンです。


【抗不安薬】

パニック障害に使用される抗不安薬は、ベンゾジアゼピン系薬で、SSRIが使用される前は、一番多く使われていました。
SSRIよりも眠気やふらつきなどの副作用が強く、依存性、習慣性などの問題もあります。

【三環型抗うつ薬】

第1世代、第2世代抗うつ薬で便秘や眠気、喉の渇きなどの副作用が強く、他の薬で効果がない場合などに使用されます。
SSRIは第3世代。


薬物療法は人によって違うので医師の定めた通りの量、回数を服用しましょう。

一般的にSSRIを服用しますが、これは効果が表れるまで1~2週間ほどかかるので、その間即効性がある抗不安薬のベンゾジアゼピン系薬を併用します。

SSRIの効果が出てくれば、副作用が強く、依存性、習慣性がある抗不安薬は早めにやめます。

パニック障害は薬物療法が効果を発揮しやすい病気です。薬に頼らず気持ちだけで治すというのではなくまずは病院へいいて、医師の診断のもと適切な治療を行ってください。


心理療法

パニック障害では、薬物治療に加えて心理療法の併用が重要です。

パニック障害の心理療法には、「認知行動療法」と「自律訓練法」があります。

とくに、認知行動療法は、薬物療法と同じくらい効果があると認められています。


【認知行動療法】
認知行動療法(認知療法)は、認知に働きかけて気持ちを楽にする精神心理療法の一種です。

認知とはものの受け止め方、考え方と言う意味で、誤った認知を正しい認知に修正するという方法です。

次に不安が軽くなってきたら、暴露療法(行動療法の一種)を行います。

不安や恐怖のために今まで避けていた場所などを少しづつ慣らしていく訓練です。

まずは外出することから始め、電車に乗れなかった場合、乗らなくても駅まで行ってみる。

そして緊張感がなくなったら次に改札口を通ってみるというふうに段階的に少しずつ不安を克服していきます。

認知療法はストレスに上手に対応できる心の状態を作り、自分の行動のコントーロールをできるようにしていく訓練です。


【自律訓練法】
自律訓練法はドイツの精神科医シュルツによって開発されたもので、心と体を効果的にリラックスさせる方法です。

身体をゆるませて、心をほぐす方法で、リラックスした時の身体を意識的に再現して作り、その精神面への影響を期待するものです。

パニック障害では、発作を起こしていない場合でも、正常者に比べると高い緊張を維持していることがわかっています。

なので普段から緊張感を下げるために、自律訓練法は重要です。



治療は医師やカウンセラーと相談しながら無理をせず、ゆっくりと一歩一歩前進していくつもりで行ってください。


前に書いた記事もご覧ください。
「うつ病の原因は自分で考えてみよう」
http://sinriryouho.blog.so-net.ne.jp/2015-05-09

「うつ病の見分け方は?どんな人がなりやすいのか?」
http://sinriryouho.blog.so-net.ne.jp/2015-04-20

「うつ病患者の自宅療養中家族友人が出来る事」
http://sinriryouho.blog.so-net.ne.jp/2015-04-09

「自宅でうつ病を治す方法をしってますか?自分でできる心理療法!」
http://sinriryouho.blog.so-net.ne.jp/2015-03-05



PRーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

パニック・社会不安だった私が克服し、人前でセミナー講師 ができるようになったノウ ハ大全集

パニック障害 改善 トレーニング 私がパニック障害を自力で改善できた簡単な方法

パニック障害や不安障害を防ぐには?

恐怖症・不安症・パニック障害・強迫神経症・適応障害・心身症など、心身の不調を改善!メンタルサプリプログラム



共通テーマ:健康
前の1件 | - 心理療法 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。